季節の岡山美味果実に、夏目漱石先生ゆかりのハイカラ精神がコラボする楽しさを。
「吾輩」の名は、若かりし頃ここ岡山に来遊した夏目漱石先生ゆかりの市内東区・西大寺の新名物に冠する名です。当時、まだパフェは一般的ではなかったかもしれませんが、明治のおしゃれ=ハイカラにちなんで、フルーツ感覚に仕上げた野菜のシロップ漬けなどをスイカやメロンなど旬の新鮮果実に合わせ、楽しくおいしいハイカラパフェを作りました。とりわけ冬瓜のスイーツや黄にらのメープルシロップ漬けなどは、「吾輩も説明されないとわからない」というほどの出来である。
こだわり
果物に合わせるアイスにもひと工夫。もちろんそのままのフルーツアイスも使いますが、今回は赤紫蘇のアイスも添えてみました。トッピングの生果実やグラスの中のぶどうゼリーやマロンペーストの味が、これでよりくっきりと立ち上がるような感じに。野菜を使ったパーツをフルーツのような味わいに仕上げるのではなく、全体をおいしくするために、ベジタブルに挑戦しています。
冬瓜、ソラマメ、枝豆。大根やニンジン、モロヘイヤなど、季節の果物の味に合わせて、使う野菜も次々に変化するパフェです。夏にはオクラの花が登場することも…。特に梅や黄にらのメープルシロップ漬けは色彩もよくアイスクリーム、ヨーグルトなどとも好相性、パフェのおいしさかわいらしさに華を添え。「ちょっと苦手」という野菜や食材があれば別のものと交換しますので、お気軽にお申し付けを。
スタッフコメント
douze(ドゥーズ)はフランス語で12のこと。1年12か月いつも美味しいものを…と営業しています。地元の果物や野菜、肉や魚、たまごも岡山産にこだわって。とにかく郷里が大好きだから、こんな地域の「宝」も発信します。それが【吾輩シリーズ】。もちろんあの夏目漱石由来のネーミングです。姉の嫁ぎ先があるこの岡山市東区、裸祭りで有名な西大寺~旧金田村に、漱石が遊歴したという史実に基づいた、漱石を用いた地域のブランドづくりも頑張っています。いちど「金田村漱石ロード」で検索してみて。